「予防歯科って何?」と思われるかもしれません。予防歯科とは、治療の終了した患者さんが、口の中の健康を保っていくために、定期的に(1 ヶ月、3 ヶ月、4 ヶ月、6 ヶ月のパターンがあります。)歯のメインテナンスに通院してもらうシステムです。「治療が終わったのに、まだ続くの?」と思われるかもしれませんが、痛くなってから来院されると、多くの場合歯の寿命は短くなっています。
一生使う大切な歯に対して、年に数回のメンテナンスを行なうのはとても大切なことなのです。
非常に多くのお子さんが来院してますが、当院では、歯並びの予防にも力を入れています。
矯正治療は多くの場合、早い段階で始めることにより、歯を抜くことなく歯並びを整えることができます。
一生使う大切な歯を抜かずに、不揃いな歯並びもキレイに整えることができるので、ぜひ歯のメンテナンスを定期的に行ってください。
歯周病治療といえば昔から歯磨き指導と歯石を除去したりする歯の周りのお掃除がどの歯科医院でもされている基本的治療です。
しかし、これらの基本的治療をしても、一生懸命歯磨きをしても、なかなか歯肉の炎症がとれず、出血、排膿、口臭で悩まれている方が多いのも事実です。
しかし、現在では、むし歯や歯周病の原因菌が解明され、その原因菌を消滅させることにより、病気を治すことが可能になっています。
歯周病の原因には、生活習慣、遺伝、かみ合わせ、などがありますが、歯周病菌の感染も原因のひとつなのです。
実際の口の中の菌の状態を位相差顕微鏡で確認します。
個室で見て頂きますので他の方に見られる心配はありません。
歯の表面に付着するプラークには とんでもない数の細菌がいて、その種類300 ~ 400 で1億個以上の細菌が住んでいるといわれています。
当院では、歯周病の原因菌がお口の中にいるかどうかを、位相差顕微鏡で確かめ、必要かつ効果的な薬剤を考えていきます。
歯周病やむし歯はすべて感染症なのです。
これらのお口の中に定着した常在菌は、「バイオフィルム」とよばれるテリトリーをもって住み着き、外来性の細菌の定着を容認しない働きもあります。
お口の中にカビ( カンジタ菌) がいることを知っている方は少ないと思います。 このカンジタ菌はむし歯や歯周病の 原因菌と非常に結びつきが強いといわれています。 これを減らすことにより、むし歯や歯周病の原因菌も少なくなると考えられています。
歯周病は感染症のため再感染に注意が必要なため、定期的な顕微鏡検査とクリーニング(PMTC)が必要です。 にしむら歯科クリニックではクリーニング専用の部屋をご用意しています。